なんとなくPCで仕事をしている人が大半なのではないでしょうか?
PC業務の操作はマイクロソフト製品が大半ですよね?
マイクロソフト製品を正しく扱うことで業務効率を上げることが可能です。
PC操作の基礎をつけれられるMOSについてまとめました。
まとめ
- MOSとはマイクロソフト製品の知識や操作を証明する民間資格
- 試験はいつでも受験することができる
- MOSは取得するメリットは十分あるが、MOSだけでは評価されにくい資格である
MOSとは
MOSとは
MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略です。
簡単にいうとマイクロソフト製品(Word,PowerPoint,Excelなど)の知識や操作を証明する民間資格で、オデッセイコミュニケーションズ社が主催しています。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。試験は実際にパソコンを操作する実技形式で行われるため、MOSを取得することは実践的なパソコンスキルを有することの証明となり、就職・転職時のアピールとしても活用できます。
https://mos.odyssey-com.co.jp
試験時期と試験方法
全国一斉試験や随時試験があり、随時試験であれば全国約1,500の試験会場で実施しており、ほぼ毎日試験を行っております。
また、試験は試験会場のパソコンで行います。
試験範囲
マイクロソフト製品ごとに以下科目が分かれています。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
また、この中でExcelとWordのみ一般レベルと上級レベルにわかれています。
合格点と難易度
明確な合格点はありません。1,000点満点中、550点~850点の間が目安です。
合格率は明示されておりません。
一般レベルは基礎で難易度も高くはありませんが、上級レベルは難易度が高い傾向があります。
MOSを取得するメリット3選
パソコンスキルの証明
パソコンを使う業務で、マイクロソフト製品(Word,PowerPoint,Excelなど)を使うことが一般的です。つまり、マイクロソフト製品を正しく使いこなせることを証明するMOS資格はパソコンスキルの証明に繋がります。
業務効率化になる
マイクロソフト製品の正しい操作を習得することで業務効率の向上に繋がります。Word,PowerPoint,Excelなど地道な操作でなんとかなってしまいますが、正しい操作方法を知っていれば時短に繋がり、業務効率化となります。
就職や転職に役立つ可能性がある
例えば事務系の職種では複雑なExcel操作等をすることがあります。MOS資格を取得すれば、即戦力としてみなされ就職や転職に役立つ場合があります。
取得する意味はないともいわれるけどどうなの?
結論は「取得する意味はあるが、取得しても評価されにくい資格である」です。
なぜならば、Word,PowerPoint,Excelは初心者でも何となく使えてしまうからです。そのため、正しいスキルを身につけたとしても、アウトプットとして差別化にしにくい資格です。
しかし、正しく使いこなすことで、例えば他の人が30分かけて行ったことが数分で処理できるようになったり、間接的に評価へ繋がる資格といえます。
最後に
MOSだけでは評価を得ることが難しい資格です。
MOSはOffice製品をどれだけ使いこなせるか?を証明する資格のため、「どのようなアウトプットを出すか?」の方が大事だからです。
業務効率化を目指しつつ、ITの知識を身に着けられるIPA資格や簿記など複数の資格取得を目指すことが重要であると思います。