
簿記2級は、就職や転職、キャリアアップに役立つ人気資格の一つです。
しかし、「範囲が広くて難しそう…」「3級とどう違うの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、簿記2級の試験内容や取得するメリットをわかりやすく解説します。
これから簿記2級に挑戦する方は、ぜひ参考にしてください!
簿記3級の概要については以下記事でまとめました!
日商簿記2級とは?

試験概要
日商簿記には以下5種類の資格があります。
- 日商簿記1級(商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算)
- 日商簿記2級(商業簿記・工業簿記・原価計算)
- 日商簿記3級(商業簿記)
- 簿記初級
- 原価計算初級
日商簿記2級は、日商簿記3級で学習した商業簿記の基礎知識を発展させ、さらに、工業簿記と原価計算が加わった試験です。中小企業規模の経理業務に必要な内容が問われるため、日商簿記3級と比べてより深い知識が求められます。
試験内容
日商簿記2級試験では、日商簿記3級の商業簿記の基礎を前提に、より複雑な取引や企業会計の実務に近い内容が出題されます。
具体的には、現金・預金管理、売掛・買掛金の処理、決算整理仕訳、財務諸表の作成など、企業活動全体を俯瞰できる知識が問われます。
試験時間は90分で100点満点中70点で合格です。試験時間90分の中で「商業簿記」と「工業簿記」の両方を解く必要があります。
試験方法は、CBT方式と統一試験の2種類があります。
CBT方式はパソコンに解答していく方法です。1年中受験することが可能で、合否も受験後直ぐにわかるのでCBT方式はオススメな受験方法です。
合格後の評価
日商簿記2級合格者は、経理や財務の基本的な業務はもちろん、財務諸表を見て分析する力なども備えています。この力は経理部門だけでなく、どの業種や所属部門どでも昇進や転職の際の強力な武器となります。
また、日商簿記2級は実務面でも有意義で、単なる知識証明に留まらず、企業内での役割や責任範囲の拡大にも直結しており、キャリア形成に大きく寄与します。
取得するメリット

経理業務に役立つ
日商簿記2級で得た知識は、実務での経理業務に直結します。企業の財務諸表作成や決算業務、原価計算など、日々の業務において「数字を読み解く力」が評価される場面は多く、2級保持者は確実に信頼を獲得します。
業務の効率化や正確な判断が求められる現場では、資格による裏付けが大きな安心材料となり、上司からの期待や昇進への足がかりにもなります。資格がもたらす信頼感は、チーム全体の士気向上にも貢献するでしょう。
経理業務以外でも役立つ
経理部門だけが日商簿記2級合格で役立つわけではありません。
日商簿記2級では中小規模の企業の会計について理解できるようになります。そうすることで、自社や他社の決算資料の分析、正しい会計処理の流れなどの知識や技能を身に付けることができます。
その結果、購買関連の経理知識や企業研究、与信、検収など、普段働く上で使うことに活かせられます。
経理部門以外に関係のないような資格のように思われがちですが、営業や経営企画などさまざまな業務で役に立たせることができるでしょう。
転職市場でのアピールになる
日商簿記2級は、転職活動において強力な武器です。企業は、数字に強い人材を高く評価するため、履歴書に記載しているだけで、選考過程で有利に働くケースが多いです。
経理や事務職だけでなく、管理部門や営業、企画など、幅広い分野で「数字に基づいた判断」が求められる現代のビジネスシーンでは、その価値が一層高まります。
キャリアアップを目指す中堅社員にとって、日商簿記2級取得は自分の市場価値を向上させ、次のステップへの自信となるでしょう。
さらなる成長を促進させる
日商簿記2級合格は単なる資格以上の意味を持っています。
日商簿記2級は、少し勉強すれば簡単に合格できるような資格ではありません。自らの努力の結果として証明された知識とスキルは、自己成長をもたらし強い自信へとつながります。
この自信は、さらなる成長へとつながり、成長のサイクルを加速させます。
取得後の次なる展望

上位資格へのステップアップ
日商簿記2級合格後は、日商簿記1級や公認会計士試験、税理士試験などの上位資格チャレンジの道が開けます。
専門的な資格にチャレンジすることで、企業内で存在感を高めるだけでなく、独立開業や副業などのさまざまなキャリアプランを描くことができるようになります。
企業での活躍と昇進への活用
日商簿記2級を持つことで、企業内で財務・経理部門に限らず、全社的な経営判断や業績管理にも関与できる機会が増えます。企業の数字に強くなれば、経営層からも信頼され、プロジェクトや部門のリーダーに抜擢される傾向があります。
単なる業務遂行だけでなく、問題解決や戦略立案の基盤となります。その結果、昇進や報酬アップにつながるケースも多く、キャリア形成の大きな武器となります。
まとめ

日商簿記2級は、簿記3級の基礎をさらに発展させ、実務やキャリアに直結する資格です。
企業内での信頼性や転職時のアピールポイントとしても非常に有用であり、上位資格へのステップアップの土台にもなります。
自身の成長を実感しながら、キャリアの幅を広げるための大切な一歩として、
日商簿記2級があなたの可能性を大きく広げる力となるでしょう。