【若手社員やIT初心者必見】2~3週間で合格!ITパスポートを一発合格するための最強勉強法

ITパスポート

資格の勉強は効率よく最短で合格したいですね…!

でも闇雲に勉強をしても最短ルートとは限りません。

この記事では実際にITパスポートの試験勉強をした経験を基に「最短2週間で合格」する勉強方法を共有します。

「2週間で合格なんてIT経験者でしょ?盛っているでしょ?」と思うと思いますが、

実際に私がITパスポートを受験したのは社会人1年目の時で、実際に2週間で勉強をしました。

また、現在はIT会社で中堅程度のキャリアを積み、応用情報技術者試験まで合格をしておりますので、小手先ではない勉強方法をお伝えいたします。

まとめ

  • IT知識に自信がなくても2~3週間で独学一発合格することは可能
  • 最短合格をするためにはむやみやたらに学習せずに計画的に勉強しよう

ITパスポートとは?

まず、「ITパスポートってなんだっけ…?」「ITパスポートを勉強をすると何が身につくんだっけ…?」という方は以下記事にまとめましたのでこちらを参考にしてみてください!試験範囲や試験方法もこちらの記事にまとめております!

最短合格に向けた勉強方法

ITに馴染みがない人向けに勉強方法をまとめました。また、ITに馴染みがある方でも効率よい学習のヒントとなると思います。

私は新卒の入社直後のIT知識が乏しい状態で参考書を購入し、2~3週間の独学勉強で合格をしました。その時の経験を基にした勉強方法を共有します

目安のスケジュールも書いてますので参考にしてみてください。週に8時間~10時間(平日1時間、土日2~3時間程度)の学習でスケジュールを立てています。

それでは詳しくみていきましょう!

合格基準を把握する(事前準備)

参考書の1ページ目から勉強をスタートしてませんか?参考書を開く前に行うことがあります。それは、合格基準から逆算をして勉強計画を立てることです。これは、ITパスポートに限る話ではありません。

ほとんどの試験は合格点と言われる合格基準が設定されており、その点数を超えれば合格です。

「合格=試験が求めている習熟度に達している」という意味ですので、必ずしも満点を取る必要はありません。(ITパスポートでより高みの点数を目指したいと思う場合は、ITパスポートではなく、ITパスポートより上位の試験にチャレンジをしましょう!)

では、ITパスポートはどうすれば「合格」できるのでしょうか?

結論は「全体で6割とれば合格」で考えておけば良いです。

含みを持たせた言い方をした部分について解説します。

ITパスポートの合格には「総合評価点」と「分野別評価点」の両方をクリアする必要があります。

  • 総合評価点:6割以上(1,000点中600点以上)であること
  • 分野別評価点:ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系のそれぞれ全分野の評価点が3割以上(1,000点中300点)であること

まとめると、「6割以上の得点で合格だけど、各分野ごと3割を切らないでね」ということです。しかし、I難易度は低めな試験ですので、相当なことがない限り各分野で3割を切ることはありません。

つまり、「全体で6割とれば合格」で考えておけば良いです。

ストラテジ系から勉強する(初日)

参考書の一章から勉強を開始していませんか?ITパスポートの参考書はテクノロジ系から始まる本が多い傾向です。しかし、IT初心者にとってテクノロジ系はアレルギー反応をおこし挫折しやすい内容が満載です。

一方で、ストラテジ系は企業で利用する言葉が多く、単純な暗記系が多いため理系・文系問わず理解し易い内容となっています。

学習し始めの段階でつまずくと、その後の学習意欲の低下に繋がります。感覚的に理解しやすい分野から学習し知識の幅を広げていくことが気持ち的に楽です。

ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系の順番で取り組むと良いでしょう。

テクノロジ系の中でも特に2進数を用いる分野は、ネットワーク関連や単純な計算問題のみです。関連性のあるネットワークの学習をする前に勉強すると良いでしょう。

参考書を軽く1周し、過去問を1度解いてみる(~3日目までに完了)

最初から参考書を完璧に覚えようとしてませんか?試験勉強にかける時間が無限にあれば問題ありませんが、最短合格のためには最良の勉強方法ではありません。

まずは、斜め読みでも構わないのでまず参考書1周させることです。そうすれば、試験範囲が理解できるようになります。

そして、1周をしたら過去問を1回分解き、自分自身の力量を図るようにしましょう。過去問は以下サイトで無償で解くことが可能です。

◆ITパスポート試験ドットコム過去問道場 https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php

参考書の2週目を勉強開始する(~9日目までに完了)

過去問を解くことで、解ける問題と解けない問題を明確にすることが出来ます。

ここからは、各分野ごとの知識を深めていきます。ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系の順番で一つずつ用語を覚えていくようにしましょう。

用語暗記は黙読だけでなく、用語を紙に書きだしたり、出来れば音読もするようにしましょう。手や口を動かした方が暗記力がアップし学習効率が上がります。

過去問をひたすら解く(14日目までに完了)

「教科書を2周しかしないの?」と思うかもしれません。あえて言わなかった大事なことがあります。

実は、ITパスポートは「過去問使いまわしが多い」です。過去問をひたすら解くだけで知識の習得をすることができます。教科書を2周すれば、苦手分野はあるにせよ、ある程度の基礎知識は付いているはずです。

過去問を過去問道場で解き、「自信をもって正解できる問題」と「よく間違える問題」を見極めていきましょう。過去問道場はスマホでも解けるので移動時間のスキマ時間も有効活用が可能です。

◆ITパスポート試験ドットコム過去問道場 https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php

過去問をひたすら解き、問題文と解答を暗記できるようになることを推奨します。

スキマ時間ができたらスマホで解いてました。短期集中型で取り組みましょう。

スキマ時間の過去問演習と参考書を用いた復習(14日目までに完了)

参考書を2周した後は、

  • スキマ時間に「過去問道場を用いた過去問演習」
  • まとまった時間は「参考書を用いた復習作業」

といったように、時間を使い分けて効率よく勉強をしましょう。

この時点では「あと少しで得意になりそうな分野」「よく間違える箇所」は明確になっています。苦手分野は参考書を用いて一つずつつぶしていきましょう。そうすれば合格できるはずです。

「過去問道場で良くみるけど、間違える」分野から優先的に取り組みましょう。

よく見るということは頻出ですので、タイパよく勉強できます。

私は、ネットワークやセキュリティは得意である一方、データベースやアルゴリズムは非常に苦手でした。それでも応用情報技術者試験まで合格をしています。

最後に

ITパスポートは今までIT分野に馴染みがない人が、第一歩として踏み出すための資格です。

2週間で本当に合格できるの?と思われるかもしれませんが、正しく勉強をすれば可能です。

ダラダラと学習せずに、短期集中で一発合格をするようにしましょう!

この記事を書いた人
りゅうぞう

慶応大学理工学部を卒業後、大手IT会社で法人営業に従事。
IT関連のクラウド・セキュリティ・ネットワーク・通信など様々な営業・コンサル経験を積む。

キャリアに悩んだことをきっかけに資格取得にチャレンジ。
キャリアアップに繋がることを経験をもとに発信出来ればと思いブログを運営中。

自分自身も現在も資格取得&独立を目指し日々勉強中。
■取得済資格
・ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者
・簿記2級・3級
・第一級陸上特殊無線技士・第三級海上特殊無線技士
■趣味
・快眠・サッカー

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