資格勉強の効率を爆上げする方法を伝授します!
私は慶応大学理工学部を卒業後、IT企業に勤め、フルタイムで働きながら様々な分野の資格に挑戦し、合格だけでなく不合格・挫折いろいろ経験をしました。
その経験を基に資格勉強を爆上げする方法をこちらの記事でまとめました!
まとめ
- 資格勉強は大変で挫折するのは当たり前
- 資格勉強を始める前から勝負が決まっている
- 暗記力を高めるテクニックがある
なぜ資格勉強は大変か?
必勝勉強法を伝える前に、突然ですが、資格勉強を大変だと感じる方が大半ではないでしょうか?
実はこれは当たり前のことです。この理由は大きく3つあります。
本業と並行して資格勉強することが多い
本業として、学生であれば学校、社会人であれば仕事をしています。本業だけでも1日の大半を費やし、更に社会人で結婚されている方は家族もいるため、それだけで大変な状況です。
新たに資格勉強を始める場合は、その大変な本業と並行して行う必要があります。
その結果、時間・体力・お金などのリソースとの闘いとなり大変です。
「師」となるものが少ない
学校では「師」となる存在である先生がいて、先生が導いてくれます。
しかし、資格勉強には「師」が少ない傾向が高く、特に、独学で勉強する場合その傾向が高いです。
塾で手取り足取り教えてもらえれば良いですが、無限にお金がかかるため、独学での勉強になりやすく挫折する一因となります。
仲間が少ない
資格勉強では、切磋琢磨する身近な仲間が少ないです。
受験勉強であれば友達と一緒に目標に向かうことも多い一方、資格試験は身近なところで、支えあったり競ったり相談をするような仲間が少ないため孤独な闘いになりやすいです。
資格合格のための必勝勉強法
実は、資格勉強は始める前から勝負が決まっていることが多いです。ここでは「資格勉強を始める前」「資格勉強をはじめてから」の2つのフェーズでまとめました。それでは見ていきみましょう。
資格勉強を始める前にすること
自分の立ち位置を理解する
衝動的に資格勉強を始めるのではなく、
- 何のために資格勉強をするのか?(目的の明確化)
- 資格勉強をするためのリソース(時間・体力・お金など)はあるのか?(リソースの確認と逆算)
- 自分の強みや弱み、過去どういったことをしてきたか?(選ぶ資格との親和性)
を一度考えてみてください。具体化できればできるほど、資格合格に向けて一気に進むことができます。前述の通り、資格勉強は大変です。強い意志をもって進めることが大事になるので、ここでしっかりと考えておけば、挫折しそうな時に思い出すことができます。
類似資格を含めて内容を理解する
目指す方向性が決まったら、資格について調べてみましょう。
例えば、公認会計士を目指そうと思ったときに、類似の資格の税理士との違いは理解できていますか?具体的には、独占業務内容・試験科目・受験資格などを抑えることが大事です。しっかり理解できていれば、いきなり公認会計士から目指すのではなく、まずは簿記からチャレンジする等、計画的に道筋を立てることができます。
資格勉強で気を付けること
理解度低くてもまずは試験範囲を1周総なめする
闇雲に参考書の1ページ目から100%にしようと勉強をしていませんか?ここに落とし穴があります。
特に独学で勉強をする場合に起こりやすく、試験範囲のうち序盤にかなりの時間を費やしてしまい、終盤がおざなりになることが多いです。一方、難易度は終盤の方が難しいことが多く、本来は終盤に時間をかける必要があります。
勉強を始めたばかりの時は、理解度が低くても早く1周することを重視しましょう。そうすれば、全体の流れが理解できて試験勉強の計画を立てやすくなります。
そして、1周勉強をしたら過去問や予想試験問題を一度解いてみましょう。一度解くことで現在地や気を付けて勉強するポイントを理解することができます。
1日10分でもふれる
週末にまとめて勉強しがちではないでしょうか?これは記憶の定着を考えるとお勧めできません。
少ない時間でも毎日やることで記憶が定着しやすくなります。時間がなくても最低10分を毎日勉強する癖をつけましょう。
インプットとアウトプットを意識する
資格勉強では覚えることがたくさんあります。インプット(覚えること)が多めになってはいませんか?
効率よく覚えるためには、アウトプット(演習)を意識して取り組みましょう。割合としてはインプット3・アウトプット7がお勧めです。手を動かして演習をするのみです。
メモリーツリーを活用する
すべてのことを真正面から覚えようとしていませんか?無限大に覚えることがある場合、現実的に無理ですよね?
しかし、「メモリーツリー」という考え方を使えば効率よく覚えることができます。「メモリーツリー」は、簡単に言うと、頭の中にある情報を整理して覚えやすくするための「木」のような図のことです。
たとえば、木には「幹」があって、そこから「枝」が分かれていきますよね。同じように、メモリーツリーでは、まず大きなテーマ(幹)を決めて、そこから関連する情報(枝)を広げていくのです。
例えば、「動物」というテーマがあったとします。この「動物」が幹です。そこから「哺乳類」「鳥類」「魚類」といった大きな枝が出ます。そして、その枝からさらに「犬」「猫」「鷲(わし)」「ペンギン」「鮭(さけ)」「金魚」といった細かい枝が伸びます。
こうすることで、大きなテーマから順番に関連する情報がどんどん広がっていき、頭の中で整理しやすくなります。木の形を使って覚えるので、何がどこにあるかもすぐに思い出しやすくなります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
私は、過去の試験勉強を振り返って、動機付けが結構重要だったと思います。
なんとなくの興味で受けようとした資格は挫折した経験があります。
挫折したことで色んな気づきがあり勉強になりました。
みなさんの資格合格に向けてお手伝いできたら嬉しいです。