基本情報技術者試験の学習ははかどっていますか?
科目B(午後試験)のコツについてまとめました!
まとめ
- 試験は「アルゴリズムとプログラミングが8割」「情報セキュリティが2割」の割合で出題
- 6割の得点率で合格
- 「プログラミングとアルゴリズム」初心者でも演習で試験対策すれば十分合格可能
基本情報技術者試験とは
IPAが運営するレベル2の国家試験となります。詳細は以下記事にまとめてます。
科目Bの傾向と対策ポイント
科目Bの傾向と対策ポイントについてまとめました。
科目Aの対策は以下記事にまとめています。セットで確認してみてください。
科目Bとは
基本情報技術者試験は「科目A」「科目B」の2科目で構成されています。「科目A」は基礎的な内容を問う問題が多く出題され、「科目B」は応用的な内容を問う問題が出題されます。今回の解説はこの科目Bについてです。
科目Bの出題範囲は「アルゴリズムとプログラミング」「情報セキュリティ」の2つの分野です。
試験時間は100分で20問を解き、合格点は1,000点満点中600点です。
科目Bの出題傾向
出題問題のうち、「アルゴリズムとプログラミングが8割」「情報セキュリティが2割」の割合で出題されます。
大問6問のうち、問1から問5が「アルゴリズムとプログラミング」、問6が「情報セキュリティ」です。
「アルゴリズムとプログラミング」の割合がかなり高いことがわかります。
科目Bの対策ポイントと学習方法
出題傾向から「アルゴリズムとプログラミング」を理解していなければ合格が難しいことは分かったと思います。しかし「プログラミングとアルゴリズムってなんだ?」というレベルの未経験者でも勉強をすれば合格は十分に可能です。諦めず頑張って取り組んでみてください。
・過去問が無いため演習問題集を購入する
2024年に基本情報技術者試験の試験内容が変わりました。そのため、現状、過去問がありません。科目Bを対策するためには書籍を購入し、演習する必要があります。学習する前に科目Bの問題集を購入しましょう。
・科目Bの演習問題にでてくる用語は必ず抑える
問題文を理解できなければ、正解を導くことはできません。理解度を試す用語が多く出てきます。大半は科目Aで学習する用語から出ます。用語がわからなければ科目Aを再度復習しましょう。もし用語が理解できている場合、あとは演習あるのみです。
・情報セキュリティは確実に正解をする
「情報セキュリティ」は「プログラミングやアルゴリズム」に比べ、正解しやすい傾向があります。確実に正解するようにしましょう。
・アルゴリズム問題を何回も解く
科目Bは知識だけでなく、演習経験が必要な科目です。特に「アルゴリズムとプログラミング」の問題は、「プログラムの空欄を埋める問題」「プログラムの出力を求める問題」が多く、単純な知識だけでは正解できません。
難しいと感じるかもしれませんが、細かい条件は変更になっても、問題の大半は「プログラムの空欄を埋める問題」「プログラムの出力を求める問題」が大多数です。コツをつかめば解くことができます。問題集の演習問題を何回も解いてスムーズに解答できるようにしましょう。
・消去法を積極的に使えるようにする
正しい解答を答えることが一番です。しかし解答を出し切れない場面があります。基本情報技術者試験は幸いにも選択式ですから、その場合は消去法でも解答できるように練習をしましょう。
最後に
基本情報技術者試験の科目Bで学ぶ、「アルゴリズムとプログラミング」は、日々の業務に活かすことができます。開発部門や情報システム部門だけが利用すると思われがちですが、「エクセルの関数やVBA」「RPA」を利用する場面は誰にでもあります。
もし使いこなすことができれば業務効率が上がり人よりも仕事をスムーズに進めることができます。
基本情報技術者試験はその際の論理的思考養うことに寄与することができます。