資格の選び方編①意外と知らない国家/公的/民間資格の違いについて

資格

こんにちは!資格にはどんな種類があるかご存じでしょうか?

世の中にはたくさんの資格があるため、資格をとってみたいが、どういう資格を選んだらいいかわからないのではないでしょうか?

この記事では、資格選びの第一歩として「資格の種類」や「お勧めの選び方」について解説していきます!

まとめ

  • 資格の分類は3つ
  • 資格初心者は「公的資格」か「民間資格」から始めるのがおすすめ
  • 月額定額制のオンライン講座が資格選びに最適

資格の種類とは

日本には資格が数千あると言われています。これらの資格は大きく、以下の3種類に分類することができます。

  1. 国家資格
  2. 公的資格
  3. 民間資格

それではそれぞれについて見ていきましょう。

国家資格

国家資格とは国の法律に基づいて証明される資格です。法律で一定の地位が保証されるため社会からの信頼が高い資格で、現在約300を超える資格があります。

また、国家資格の中には士業と呼ばれる、特定の分野に高度な知識や技能を持つことで「〇〇士」と名乗ることができる資格があります。士業の中には独占業務を持つ資格もあり、特定の分野の業務を独占して行うことが出来ます。

代表的な資格例として「医師」「看護師」「建築士」「弁護士」「公認会計士」「税理士」「中小企業診断士」があります。

公的資格

公的資格とは、試験は「公益法人・民間団体が実施」、認定は「省庁や大臣が認定をする資格」です。国家資格のような独占業務はありませんが、社会や企業へ一定の知識や技能があることを証明することができる資格です。

代表的な資格例として「日本漢字能力検定」「実用英語技能検定」「日商簿記検定」「秘書技能検定」があります。

民間資格

民間資格は、民間団体により認定される資格です。多くは企業独自の知識や技能を証明する資格です。例えば、マイクロソフト社のOfficeツールの技能を証明する資格やAWSやGCPなどの技能を証明する資格等があります。

また、最近では仕事分野だけでなく、趣味分野での知識レベルを証明する資格が流行っています。

代表的な資格例として「TOEIC」「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」

「日本遺産検定」があります。

資格の種類と難易度

これまで説明した通り、

  • 資格で出来る(認定される)こと
  • 資格取得の難易度

がそれぞれあり、この2つは比例関係です。出来ることが増えれば難易度も上がります。

例えば、国家資格には、「業務独占資格」(その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務)、「名称独占資格」(有資格者以外はその名称を名乗ることを認められていない資格)「設置義務資格」(特定の事業を行う際に法律で設置が義務づけられている資格)があり、資格を持つことで絶対的な業務を遂行できます。

しかし、国家資格は試験の難易度も高く、資格取得に多くの勉強時間やコストがかかります。そのため、働きながら資格を取得するには相当なハードルがあります。                                                  

一方で、公的資格や民間資格は、「知識や技能の証明」が主の資格で、試験範囲が特化していたり、〇〇級のような難易度設定となっています。

ここまでの話を聞くと、国家資格を諦めた方が良いと思うかもしれません。しかし、実は公的資格と国家資格には内容に関連のある資格もあります。

つまり、国家資格取得に向けて簡単な資格から一歩ずつ、知識を習得していくことができます。例えば、国家資格の税理士は日商簿記検定1級を持つことで受験資格を得られたり、中小企業診断士や弁理士は応用情報技術者試験の合格者であれば科目試験を一部免除することができます。

どんな資格をとるべきか?

勉強をするにはいろいろな理由があります。例えば、

  • 現在の仕事に役立つ資格を取得したい
  • 転職や異動のためにリスキリングをしたい
  • 人生を豊かにするために勉強をしたい

など、年齢や環境によって様々な動機があります。明確な目標がある場合は、その目標に対して逆算すれば良いです。もし、明確な目標が無い場合は、

  • ビジネススキル向上に役立つ
  • 直ぐにアウトプット(合格)しやすい

という考えで資格を取得すると良いでしょう。そうすれば、どんな分野にも応用が出来ます。更に、勉強していく中で長期的な目標が見えてくることもあります。

しかし、漠然と目標を立てるために何もせず長時間悩むことだけはお勧めできません。迷ったら行動あるのみです。

お薦めな資格の選び方は?

具体的にどんな内容の資格が合うか、勉強内容と難易度を見ないとわからないですよね。そんな方にお薦めな資格の選び方があります。

それは、いろんな資格のオンライン講座を受けてみることです。多くの資格の講座を受けるにはそれだけお金がかかると思われるかもしれませんが、そんなことはありません。なぜならば、「月額定額制のオンライン講座」があるからです。月額定額制のため、複数講座の契約や書籍を購入する必要がありません。

オンライン講座の中でお勧めはTACグループで運営している「オンスク.jp」です。月額 1,628円で60講座以上の資格学習コンテンツが利用可能で無料体験も出来るのでお勧めです。

以下に資格講座一例を記載します。

◆資格講座ラインナップ(抜粋)◆

「法律・会計」  行政書士、社会保険労務士、ビジネス実務法務検定2級、ビジネス実務法務検定3級 日商簿記3級、知的財産管理技能検定3級、誰でも簡単!財務諸表の読み方

「不動産・金融」 宅地建物取引士、宅建ポイント講座、マンションマエストロ検定 FP2級、FP3級、証券外務員二種、税金のきほん講座、インテリアコーディネーター

「観光・流通」 国内旅行業務取扱管理者、世界遺産検定3級、販売士3級

「ビジネススキル」 秘書検定2級 3級、サービス接遇検定 準1級 2級、衛生管理者 危険物乙4、気象予報士、誰でも簡単!ビジネス統計学

「IT」 ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、 誰でも簡単!ネットワーク入門、誰でも簡単!Webページ制作 JavaScript入門 誰でも簡単!Webページ制作 HTML&CSS入門

「語学」 すぐに話せる中国語、HSK2級、HSK3級 誰でも簡単!ビジネス英語

「医療・健康」 登録販売者、デスクワーカー必見!健康のきほん講座

「カラー・デザイン」 色彩検定2級、色彩検定3級、パーソナルカラリスト検定3級

この記事を書いた人
りゅうぞう

慶応大学理工学部を卒業後、大手IT会社で法人営業に従事。
IT関連のクラウド・セキュリティ・ネットワーク・通信など様々な営業・コンサル経験を積む。

キャリアに悩んだことをきっかけに資格取得にチャレンジ。
キャリアアップに繋がることを経験をもとに発信出来ればと思いブログを運営中。

自分自身も現在も資格取得&独立を目指し日々勉強中。
■取得済資格
・ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者
・簿記2級・3級
・第一級陸上特殊無線技士・第三級海上特殊無線技士
■趣味
・快眠・サッカー

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